保険を見直したら月1.2万円浮いた話|不要な保険を解約した手順と理由

節約

はじめに

「保険って、なんとなく入っておかないと不安」

社会人になったばかりのころ、親に勧められるまま保険に入りました。生命保険・医療保険・がん保険の3つで、合計月15,000円くらい払っていました。

正直、何に入っているかもよくわかっていませんでした。「払い続けていれば安心」という感覚だけで、ずっとそのままにしていた。

でも固定費を見直そうと思ったとき、保険の中身をちゃんと調べてみたんです。そしたら「これ、自分にはほぼ必要ないじゃないか」ということがわかってきました。

結果、3つの保険のうち2つを解約して、月15,000円の支出が3,000円になりました。月12,000円、年間14万4,000円の削減です。

この記事では、25歳独身会社員が保険を見直した手順と、見直しで気づいたことを正直に書いています。「保険を解約して大丈夫なの?」と不安な方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること:
・会社員に本当に必要な保険とそうでない保険の違い
・実際に解約した保険とその理由
・保険を見直すときの具体的な手順

会社員には社会保障がある、という事実

保険を見直す前に知っておいてほしいのが、会社員には手厚い社会保障があるということです。

健康保険
病院での自己負担は3割。高額療養費制度があるので、月の医療費が一定額を超えた分は戻ってきます。どんなに医療費がかかっても、自己負担の上限は収入によって異なりますが、一般的な収入の方で月約8〜9万円程度です。

傷病手当金
病気やケガで働けなくなったとき、給与の約3分の2が最長1年6ヶ月支給されます。入院が長引いても、すぐに収入がゼロになるわけではありません。

遺族年金
万が一亡くなった場合、遺族に年金が支給されます。独身で扶養家族がいない場合、生命保険の必要性は大きく下がります。

この3つを知ってから保険の内容を見返すと、「あ、これは社会保障と保障が重複している」と気づくことが多いです。

私が入っていた保険と解約した理由

入っていた保険はこの3つです。

保険の種類月額保険料判断理由
終身生命保険約8,000円解約独身・扶養なしで必要性が低い
医療保険約4,000円継続入院時の保障として残した
がん保険約3,000円解約高額療養費制度でカバーできると判断

終身生命保険を解約した理由
生命保険は「自分が死んだとき、残された家族が困らないようにする」ためのものです。25歳独身で扶養している家族がいない今、誰かを守るために高い保険料を払い続ける必要はないと判断しました。将来結婚して子どもができたら、そのとき改めて検討すればいいと思っています。

がん保険を解約した理由
がんになって治療費が高額になっても、高額療養費制度があるので月の自己負担には上限があります。さらに傷病手当金で収入もある程度確保できます。「がんになったら終わり」という感覚で入っていましたが、実際は公的保障でかなりカバーできると知って解約しました。

医療保険を残した理由
入院したときの差額ベッド代や食事代など、健康保険でカバーされない費用が発生します。月4,000円程度であれば精神的な安心料として持っておく価値があると判断して継続しました。

保険を見直す手順

実際にやった手順はシンプルです。

  1. 今入っている保険を全部書き出す
    保険証券を引っ張り出して、何に・いくら払っているかを一覧にします。「なんとなく払っている」状態から「把握している」状態にするだけで、見直しが一気に進みます。
  2. 各保険の保障内容を確認する
    保険証券か保険会社のマイページで、何が保障されているかを確認します。難しい言葉が多いですが、「死亡保障がいくらか」「入院したらいくら出るか」の2点だけ押さえればOKです。
  3. 社会保障と比較して必要性を判断する
    健康保険・傷病手当金・遺族年金でカバーできる部分と重複していないかを確認します。重複している部分は解約候補です。
  4. 解約の手続きをする
    各保険会社に電話して「解約したい」と伝えるだけです。引き止めのトークがありますが、「検討した上での判断です」と伝えれば問題なく進みます。書類が届いて記入・返送すれば完了です。

全部終わるまでの実作業は2〜3時間程度でした。一番時間がかかったのは保険証券を探すことでした。

解約して1年、後悔はないか

正直に言うと、解約した直後は少し不安でした。「何かあったらどうしよう」という感覚はゼロではありませんでした。

でも1年経った今は全く後悔していません。月12,000円が浮いて、その分をNISAの積立に回しています。「もしものとき」のために払い続けていたお金が、将来の資産形成に変わった感覚です。

ただ、これはあくまで25歳独身・扶養なし・会社員という私の状況での判断です。家族がいる方や持病がある方は、同じように解約すればいいというわけではありません。自分の状況に合わせて判断することが大切です。

固定費の見直し全体については、こちらの記事もあわせてどうぞ。
会社員が月3万円の節約に成功した方法

よくある疑問Q&A

Q:解約すると損をしますか?
A:掛け捨て保険は解約返戻金がないので、解約しても損はありません。貯蓄型の保険は解約返戻金が払った保険料より少ないことがあるので、内容を確認してから判断しましょう。

Q:終身保険は若いうちに入っておいた方がいいと聞きましたが?
A:保険料が安く済むのは事実ですが、必要ない保障にお金を払い続けることにも変わりありません。必要になったタイミングで入り直す方が、合理的な場合もあります。

Q:保険の見直しは保険の窓口に相談すべきですか?
A:保険の窓口は便利ですが、基本的に保険を売ることでコミッションを得るビジネスモデルです。「不要な保険を整理したい」という目的には向いていないことが多いです。まず自分で保障内容を把握してから相談するのがおすすめです。

Q:親に反対されそうで不安です。
A:反対されることはよくあります。「社会保障の仕組みを調べた上での判断」であることを伝えると、話がしやすくなります。最終的には自分の家計なので、自分で判断していいと思います。

まとめ

保険の見直しで月12,000円、年間14万4,000円の削減ができました。

・会社員には健康保険・傷病手当金・遺族年金の社会保障がある
・独身・扶養なしなら生命保険の必要性は低い
・がん保険は高額療養費制度で代替できることが多い
・医療保険1本(月3,000〜4,000円程度)を残せば十分なケースが多い

「なんとなく不安だから入っている」という保険は、一度中身を確認してみることをおすすめします。払い続けるかどうかは、内容を理解してから判断しても遅くはありません。

※この記事は私個人の体験・見解をもとに書いています。保険の解約・見直しはご自身の状況に合わせてご判断ください。保険の専門的なアドバイスが必要な場合はFP(ファイナンシャルプランナー)への相談をおすすめします。

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